DOP-C02(AWS Certified DevOps Engineer – Professional)を受けた
11月にAWS Certified DevOps Engineer – Professionalを受験し、無事一発合格しました。
筆者の事前情報
- 2022年11月にAWS Certified Cloud Practitionerを取得
- 2022年12月にAWS Certified Solutions Architect – Associateを取得
- AWSに触れ始めたのは1年前くらい
- AWSに業務として本格的に扱い始めたのは2023年春頃〜
経緯
本来であれば夏頃に受けたかったのですが、「あー、受けないとなぁ」とは頭の片隅で考えいたものの、全然勉強する気も起きず正直放置気味でした。ただ「年内には受けて合格したい」とは思っていたので、10月下旬、仕事も落ち着いたタイミングでとりあえず試験を予約。逃げられない環境を作って勉強して受けました。
勉強方法と感じたこと
既に合格されている先人達の合格体験記などを読み考えた結果、CloudLicenseのみ利用することにしました。
Udemyなどをお勧めしている人もいましたが、個人的に「映像を見て勉強する」のは体質的に無理で、途中で飽きて寝ちゃうので問題集を何周も繰り返して知識を叩き込むスタイルにしました。
一応それでもUdemyとかを漁ってみたのですが、「日本語対応の教材が少ない」と感じました。やっぱりProfessional資格はSAPの方がメジャーなんでしょうね。SAPの方はいっぱい日本語教材がありましたが、DOPの方はせいぜい日本語字幕の英語教材が精一杯でした。
勉強期間は約1週間。最後の3日間は休みだったので1日10時間くらい勉強してた気がします。結論から言うとCloudLicenseだけで十分でした。「これだけだと厳しい」と仰ってる人もいましたが、体感半分くらいの問題が同じ問題だった気がします。問題集は回答後に解説が具体的に出てくるのでそれでしっかりインプットをしました。その上で、知らなかった単語、サービス名はExcelに単語帳みたいな感じでまとめていました。
どれくらいの量するかに関しては、個人差はあると思いますが問題集#38~#79(#1~#37はDOP-CO1の旧問題なのでサポート外らしいです)3周は必要です。2周して不安感と知識不足感が拭えなかったので、試験前日に3周目行ってやっと「まぁ、いけるかな」くらいの安心感になりました。
あとCloudLicenseの模擬試験は旧問題も出題範囲として出てたので、あまりやらなかったです。
試験当日にAWS公式のDOP-C02サンプル問題とAWS Skill BuilderのDOP-C02問題を受けてそれぞれ95%以上の正答率を出して自信を持って会場にいきました。
※AWS Skill BuilderはAWSの資格管理アカウントへのログインが必要です。
問題傾向に関して
まだAWSの試験がこれで3回目なので経験は浅い分類に入ると思うのですが、DOPは比較的狭い範囲を深く出題されてるな、と思いました。 特にCodePipeline&Code三兄弟(CodeCommit,CodeBuild,CodeDeploy)、デプロイ系(CloudFormation,Elastic Beanstalk,AMI云々)、Amazon EventBridge vs AWS Lambda、AWS System Manager云々などは頻繁に出ました。DOPのメインコンテンツは間違いなくこいつらですね。これらの使い分けやどのサービスに使える使えない、などの区別が出来てないと厳しいなと学習中は感じました。
あとそれとは別に気になったのがControl TowerやAWS Organizationsといった組織の権限管理系です。委任管理者と組織管理者の関係性や、OUの権限管理などは散見されました。頻繁に出るわけではないのですが、必ず1,2問は潜んでいる印象を受けました。こういう確実に出ると分かっている問題ををしっかり正答し、その積み重ねが大事だなと感じました。
試験を終えて
難易度としてはそこまで難しくはなかったなと思います。しっかり勉強すれば回答は導き出せるレベルです。
個人的に時間はかかってしまいましたが、ひとまずProfessional資格が取れて安堵しています。これでやっと恥ずかしくないレベルまでになったと思っております。SAPの方を取るかは不明ですが、今のところ仕事で使わなさそうなので取得予定はありません。
今後はとりあえずしばらくはAWS試験は置いといて、新しいものに挑戦しようと思います。Salesforceとか面白そうだなぁ